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2018年の米国不動産の予想

長期的な投資とベネフィット

H2H GBLでは カリフォルニア州、サンフランシスコとその周辺の不動産マーケット情報をお届けしています。

 

アメリカの税制改正で、これまで受けてきた節税の恩恵額が低くなり、固定資産税、ローンの利息などの控除に上限ができてしまったため、ホームオーナーにとって節税のメリットが少なくなります。という理由で今後、バイヤーが減り、不動産価格が激減するか?と心配されていますが、一時的に下がったとしても米国不動産は上昇し続けると予想されます。不動産マーケットはローカルのバイヤーだけでなく、投資目的で購入する海外からのキャッシュバイヤーも多いので、バイヤーが減ると言うことはありません。もちろん地域によって様々ですが、サンフランシスコ・ベイエリアにおいては今後も変わらず上昇が予想されます。

 

その理由としては、サンフランシスコ・ベイエリアの人口の増加。住宅不足と家賃の上昇、雇用率の高さなどが挙げられます。人口が増え続ける限り、賃貸物件が不足しているマーケットでは家賃は確実に上昇し続けます。ホームオーナーのベネフィットが少なくなっても、確実に上昇する家賃と家の価値を比べるとやはり住宅購入を考えるでしょう。

 

住宅価格が$1.25ミリオンからと言うサンフランシスコ市内、その影響で周辺のベイエリア、サクラメントエリアまで価格が上昇しています。この傾向は今後も続きます。30年前に比べると場所によっては5倍以上$1.25ミリオンになっています。当時の金利が15%。当時の最低賃金が$3.35でした。

2018年のカリフォルニアの最低賃金が$10ですので、賃金だけ見ても3倍になっています。 30年前のサンフランシスコ市内の家賃が2ベッドルームで$850, 現在は$4500 約5.5倍になっています。

 

賃貸で借り続けている人は30年後に5.5倍の家賃を払い続けてリタイアする時には、払えなくなるので出ることになります。一方住宅を購入した人は、家の支払い金額は一定または完済しているため、そのまま住むか、売却して引っ越すと言う選択ができます。

 

現在の不動産は高いですが、長期的にみれば必ず大きな資産としての残りますので、購入可能な地域で取り敢えず買っておくと言うのが今後の資産形成の一歩になります。 

 

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