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独断と偏見の不動産選び

 不動産を購入の相談を受けるときは、お客様に使用目的を確認します。自宅用と投資用では目的が違うので選ぶ地域、物件にもかなりの差が出てきます。

 今回は自宅用、マイホーム購入の時の選び方、見方についてこれまでの経験から独断と偏見でお話しいたします。

 

 まず購入にあたり、need とwishを書き出してもらいます。何が必要で、何が欲しいのか?必要なものと欲しいものは別なので書き出すことで必要条件が見えてきます。これは通勤、通学、買い物に便利という事も含めて書き出します。

 その次は物件について、戸建なら平屋か2階以上、ガレージ付き、マンション、タウンハウスなどの建物についてです。もちろん予算がありますので予算内での話。

 

 家の設計、間取りはどうか?という点も大事です。家をご案内する時に、私なりの意見をお客様に伝えますが、入った瞬間に温かいウェルカムな空気の家、モダンでお洒落でもお何と無く冷たい空気の家、階段がやたら多く使いづらい家、入った途端出たくなるような暗〜い家など、家といえどそれぞれのキャラクターを持っています。

 あるお客様に数件家を内見案内をしたとき、最後にお客様が私に「最後に見たあの家

どう思う?」と。 「入って5分足らずで出てこられましたから、その行動が全てを語っていますよ。」と答えました。

 

 家の間取りは夫婦、家族にとって重要なポイント。引っ越してから友人の愚痴が増えた?ということもあり、家族が円満に行かない間取りというのもあると思います。 

 

 家はその人、家族を表します。家を見ただけで生活と性格がだいたいわかってしまう?ところが面白いですね。