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エステート・プランニング

不動産の仕事は売買成立で終わりというわけにはいきません。不動産に関する税金の事や名義についても相談されることがあります。それらはエキスパートでは無いので、アドバイスをお客様にすることはできませんが、逆にお客様が直面されている、ケースで勉強させられることも多々あります。

 家を購入された後エステート・プランニングが重要になってくるのでリビングトラスト(生前信託)の作成をお勧めしています。専門の弁護士の方に相談されるお勧めしています。 財産のことで家族で話し合いができる環境であれば問題ないのですが、家族関係が複雑になってくるとなかなか話ができないのと、まだまだ自分は健康だから大丈夫と思って結局何もされずに突如亡くなられたというケースは多々あり残された家族が路頭に迷う、プロベートセールで莫大な費用がかかるということはよく聞きます。

 

 こういった話はデリケートなので家族内で話をしても子供達が財産を狙っているという恐怖感を持つ人も少なくありません。 又、自分は大した家しか持っていないので財産と言えるようなものはないと思っている方もいらっしゃいますが、家は特にカルフォルニアでは資産価値を産みますので大きな財産の一つになってきます。

 

 エステート・プランは不動産・株・貯金・その他の所有財産管理が心身共に不可能・または死亡してしまった場合に備えて誰かに資産管理または譲渡できるようにするものです。

 生前中に事故や病気で判断・自己管理不能になった場合に備えて後見人指名(医療介護指示書)を作成し、実際に起こった時にその後見人に医療介護の判断を一任することができます。

 またa Durable Power of Attorney(永続的委任状)を作成することにより指名した後見人に財産管理を任す事ができます。 

 Power of Attorneyというものは本人が亡くなってしまえば効力が失効するので、遺産相続を円滑にさせるには遺言書と信託(will and Trust)が必要になってきます。

 

 もしこれらの書類を用意していなければ、Probateと呼ばれる裁判所絡みの財産分与が法律に従って分配されます。 裁判所に支払う費用、場合によっては弁護士費用ももかなりの額がかかりますので不必要な出費が出てしまいます。遺産の金額などにより数年を要する時間がかかります。譲渡税も絡んできます。

 

 Probateを回避する方法はいくつかあります。

 その中でもLiving Trust(生前信託)を作成しておくと、死亡時にの遺産相続が効率よく相続できます。但しこのLiveing Trustも5年10年経つと個々に事情が変化してきますので、中身のの見直しが必要になってきます。

 

 大事なことだと思いながら、実行されていない高齢者の方はかず多くいらっしゃいますので、まだ作成されていない方は、一度専門の弁護士に相談されることをお勧めします。

 

 私は専門ではありませんので、この情報は以前Living Trustにつてセミナーを受講した時の情報です。法律なども毎年変わってきていますので、詳しくはLiving Trustの弁護士にご相談ください。