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家相、家の気について

 アメリカはコロナ感染者が急増して、経済再開の矢先またバー、美容院などが閉鎖になっているところもあります。マスク着用の義務付けが自由の国のポリシーに反すると騒いでマスクを付けない人も少なくありません。 コロナでも不動産販売、賃貸の需要はありますのでアクティブに動き出しています。

 

 アメリカは家を売る際にDisclosuresという家に関する情報の開示義務があります。これは、セラーからの情報、インスペクション、エージェントによるインスペクションなどをバイヤーに開示するものです。わかっていて開示しなかった場合は事実を隠したとされますので、契約完了後に発覚すれば訴訟問題に発展しかねませんので、不利だと思われることも、disclosuresに記載しておくととでリスクを最小限に留められます。Disclosuresのルールも問題が起こるたびに改善され、公表を義務つけられます。

 該当物件で家族が病気や寿命で亡くなった場合も開示義務があります。殺人、自殺、犯罪、ドラッグラボだった場合も開示しなければなりません。また幽霊やオカルトハウスというは微秒で義務とまで行きませんが、開示しておいた方がいい項目です。

 

 ベイエリアで不動産を取り扱って15年になりますが、家相というかその家の住人の気というのは感じます。 全ての家に対して感じるわけではありませんが、ふっとしたときに感じます。家には住人の気がこもっていると思っています。 

家相占い師でも風水をやっている訳でもないすがなるほどと思うこともしばしばあります。住人のキャラクターが家に表れます。

 

 30年以上住まれたお客様がリタイヤで引越しをされた翌日に、空き家になった家に行った時は、家人を失った寂しそうな感じで、リタイヤされたお客様のチャプターがクローズされたのだと思い感無量でした。思えば私もどれだけのチャプターを開いたり閉じたりしてきたものかと改めて気づかされました。

 

 主人にさられて寂しそうだった家も、売り出しのための掃除をして新しい気を入れると、驚くほど元気な家になり、新たな主人を迎えるための空気に変わってしまうというのには驚かされています。離婚の後の婚活?みたいですね。😀

 

 元気を取り戻した家は新たな主人を迎え入れるためのお見合いビデオを

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